- はじめに|「説明を読んでも、結局よくわからない」をAIで解決する
- AIに「中学生でもわかるように」と頼むだけで説明は変わる
- まずはこのプロンプトをそのまま使ってみよう
- 実例①|仕事で出てきた難しい言葉を説明してもらう
- 実例②|お金に関する難しい言葉を説明してもらう
- 実例③|ニュースや社会の話をわかりやすくしてもらう
- 「一度説明してもらったけど、まだわからない」ときのコツ
- AIの説明が「わかりやすいけれど間違っている」こともある
- 「中学生でもわかる説明」にする追加指示集
- AIを「難しい言葉のかみくだき役」として使う
- AIに「理解度チェック」までしてもらう
- 40代からの学び直しにもAIが役立つ理由
- AIに説明してもらうときに気をつけたいこと
- まとめ|「わからない」をAIにそのまま相談してみよう
はじめに|「説明を読んでも、結局よくわからない」をAIで解決する
こんな経験はありませんか?
- 説明を読んでも、専門用語ばかりで理解できない
- 調べれば調べるほど、知らない言葉が増えていく
- 「もっと簡単に説明して」と人に聞くのは、少し気が引ける
- ニュースや仕事の資料を読んでも、何となくしか理解できない
そんなときに便利なのがAIです。
AIには、難しい内容をそのまま説明してもらうだけでなく、自分が理解しやすい言葉にかみくだいてもらう使い方があります。
たとえば、
「○○について、中学生でもわかるように説明してください」
と頼むだけでも、初心者向けの説明にしてもらえます。
さらに、
「専門用語をできるだけ使わないで」
「身近な例を入れて」
「たとえ話を使って」
などの条件を加えると、自分にとって理解しやすい説明に近づけられます。
この記事では、「中学生でもわかるように」という基本の頼み方から、具体例・たとえ話・追加質問・理解度チェックまで、AIに難しいことをかみくだいてもらう方法を紹介します。
AIに「中学生でもわかるように」と頼むだけで説明は変わる
難しい説明になってしまう理由
AIは、初心者向けの説明だけでなく、専門知識を使った詳しい説明もできます。
そのため、
○○とは何ですか?
とだけ質問すると、知らない言葉がさらに出てきて、「結局よくわからない」と感じることがあります。
たとえば、ある専門用語について質問したら、その説明の中に別の専門用語が出てくることもあります。
これはAIがわざと難しく説明しているわけではありません。
どのくらいの知識がある人に向けて説明するのかが、質問だけでは伝わっていないからです。
そこで、
中学生でもわかるように説明してください。
と付け加えてみます。
この一言によって、難しい言葉を減らしたり、初心者にも理解しやすい表現を使ったりするようAIに伝えやすくなります。
まずはシンプルな指示から
最初から難しいプロンプトを作る必要はありません。
まずは、
○○について、わかりやすく説明してください。
だけでも大丈夫です。
それでも難しいと感じたら、条件を一つずつ追加していきましょう。
たとえば、
- 「専門用語をできるだけ使わないで」
- 「専門用語を使う場合は、簡単な説明もつけて」
- 「具体例を入れて」
- 「順番に説明して」
- 「中学生でもイメージできるようにして」
などです。
大切なのは、最初から完璧な質問を作ろうとしないこと。
AIとの会話を続けながら、「ここがわからない」「もっと簡単に」と伝えていけばいいのです。
「中学生でもわかるように」は便利な伝え方
「中学生でもわかるように」と指定するのは、実際に中学生向けの記事を書いてもらうという意味ではありません。
ここでは、
「専門知識がない人にも理解できるくらい、かみくだいて説明してほしい」
という目安として使えます。
仕事、お金、IT、ニュース、資格勉強など、普段なじみのないテーマを理解したいときにも便利です。
ただし、「中学生でもわかるように」と頼めば、必ず正確で完璧な説明になるわけではありません。
わかりやすさと正確さは別なので、重要な情報については、後で内容を確認することも大切です。
まずはこのプロンプトをそのまま使ってみよう
基本のプロンプト
まずは、次の文章をそのまま使ってみましょう。
○○について、中学生でもわかるように説明してください。
これだけでも、難しいテーマを初心者向けに説明してもらうきっかけになります。
さらに詳しく条件を指定したい場合は、次のようにできます。
○○について、中学生でもわかるように説明してください。
専門用語はできるだけ使わず、使う場合は簡単な説明をつけてください。
身近な具体例を2つ入れてください。
「①何なのか→②なぜ必要なのか→③具体例」の順番で説明してください。
最後に3行でまとめてください。
このように、「誰に向けて」「どんな言葉で」「どんな順番で」説明してほしいのかを伝えると、より自分に合った説明をしてもらいやすくなります。
さらにわかりやすくする追加指示
説明を読んでもまだ難しいときは、次の指示を追加してみましょう。
専門用語を減らす
専門用語をできるだけ使わず、日常的な言葉で説明してください。
専門用語が必要な場合は、
専門用語を使う場合は、その言葉の意味も簡単に説明してください。
と加えてもいいでしょう。
具体例を入れる
身近な生活の例を2つ使って説明してください。
抽象的な話でも、実際の生活に置き換えることでイメージしやすくなります。
たとえ話を使う
中学生がイメージしやすいたとえ話を使って説明してください。
難しい仕組みや目に見えない概念を理解するときに役立ちます。
順番に説明する
「①何なのか→②なぜ必要なのか→③具体例」の順番で説明してください。
最初から細かい情報を並べるのではなく、全体像から理解したいときに便利です。
最後に短くまとめる
最後に、今回の内容を3行でまとめてください。
長い説明を読んだあとに、ポイントを確認できます。
自分の知識レベルを伝える
「中学生でもわかるように」だけでなく、自分がどの程度知っているのかを伝える方法もあります。
たとえば、
私は○○についてほとんど知識がありません。初心者向けに説明してください。
あるいは、
○○について基本的なことは知っていますが、詳しくはわかりません。専門用語を減らして説明してください。
という聞き方です。
「何も知らない」のか、「基本は知っている」のかを伝えることで、説明のレベルを調整しやすくなります。
実例①|仕事で出てきた難しい言葉を説明してもらう
仕事をしていると、会議や資料の中で聞き慣れない言葉が出てくることがあります。
「何となく聞いたことはあるけれど、正確な意味はわからない」
そんなときもAIに質問できます。
「DXって何?」と聞いてみる
たとえば、仕事で「DX」という言葉が出てきたとします。
意味がよくわからなければ、AIに次のように聞いてみましょう。
DXについて、初心者向けに、専門用語をできるだけ使わずに説明してください。
これだけでも、まずは言葉の意味をかみくだいて説明してもらえます。
さらに、
中学生でもわかるように、身近な仕事の例を使って説明してください。
と追加してもいいでしょう。
具体例を加えてみる
難しい言葉は、意味だけを聞いてもピンとこないことがあります。
そんなときは、
飲食店やスーパーなど、身近な仕事の例を使って説明してください。
と頼んでみましょう。
たとえば飲食店なら、タブレット注文を導入して注文をデジタルで管理し、注文ミスを減らしたり、集めた注文データを分析してサービス改善につなげたりする、といった例を考えられます。
このように、「言葉の意味」だけでなく「実際には何をするのか」まで聞くと理解しやすくなります。
なお、タブレット注文の導入だけをDXそのものと考えるのではなく、デジタル技術を使って業務やサービスの進め方を変えていく取り組みの一例として考えるとよいでしょう。
「つまりどういうこと?」と追加質問する
一度説明してもらったけれど、まだピンとこない。
そんなときは、遠慮せずにもう一度聞いてみましょう。
つまり、簡単にいうとどういうことですか?
小学生にもわかるくらい、もっと簡単に説明してください。
一番大事なポイントだけ教えてください。
AIとの会話は、一回で終わらせなくても大丈夫です。
わからないところを少しずつ質問し、自分が理解できるところまで説明を調整していく。
これが、AIを「難しい言葉のかみくだき役」として使う基本的な方法です。
実例②|お金に関する難しい言葉を説明してもらう
お金に関する話には、普段あまり使わない言葉がたくさん出てきます。
ニュースを見ていて、
「インフレって聞くけれど、結局どういう意味?」
と思ったことがある人もいるでしょう。
「インフレ」を説明してもらう
そんなときは、
インフレについて、中学生でもわかるように、食品や日用品などの身近な例を使って説明してください。
と聞いてみます。
単に辞書のような定義を聞くのではなく、自分の生活に近い例を指定するのがポイントです。
たとえば、以前は100円で買えたものが120円になった、といった身近な価格の変化を例にしてもらうことで、「物の値段が上がる」というイメージをつかみやすくなります。
用語の意味だけで終わらせない
言葉の意味がわかったら、もう一歩質問してみましょう。
インフレは、私たちの家計にどう関係しますか?身近な例で説明してください。
このように聞くと、単なる用語の暗記ではなく、**「自分の生活とどうつながっているのか」**まで考えられます。
ニュースで聞いた言葉も、自分の暮らしとの関係がわかると理解しやすくなります。
お金の情報は「理解」と「判断」を分ける
ただし、お金に関する情報を扱うときには注意が必要です。
AIには、
- 用語の意味を説明してもらう
- ニュースの内容を整理してもらう
- 難しい制度をかみくだいてもらう
といった**「理解するためのサポート」**をしてもらうことができます。
一方で、投資や金融商品の購入など、具体的な判断までAIだけに任せるのは避けましょう。
重要な金融情報については、公的機関や金融機関などの公式情報も確認することが大切です。
「理解するためにAIを使う」と「最終的な判断をAIに任せる」は別のこと。
この線引きを意識しておくと、AIをより安心して活用できます。
実例③|ニュースや社会の話をわかりやすくしてもらう
ニュースを読んでいると、
「何が起きたのかは何となくわかるけれど、なぜそうなったのかはわからない」
ということがあります。
そんなときも、AIに内容を整理してもらえます。
記事の内容をやさしく整理する
AIに読み込める記事や、自分で確認したい部分を入力して、次のように頼んでみましょう。
次の文章を、中学生でもわかるように説明してください。
まず「何が起きたのか」を簡単に整理してください。
難しい言葉があれば、その意味も説明してください。
長い文章を最初から理解しようとするのではなく、
「まず何が起きたのか」
を整理してもらうことで、全体像をつかみやすくなります。
「なぜ起きたの?」と背景を聞く
出来事の内容がわかったら、次は背景について聞いてみます。
この出来事が起きた背景を、中学生でもわかるように説明してください。
必要に応じて、
- 原因
- 背景
- 関係する人や組織
- 今後考えられる影響
などに分けてもらうと、情報を整理しやすくなります。
ただし、「今後どうなるか」は予測を含む場合があります。
そのため、
確認できている事実と、今後についての予測を分けて説明してください。
と指定しておくと、より慎重に情報を整理できます。
事実・意見・推測を分けてもらう
ニュースを理解するときには、事実と意見を混ぜないことも大切です。
たとえば、次のように頼めます。
「記事に書かれている事実」「記事内で紹介されている意見」「そこから考えられる推測」に分けて整理してください。推測には「推測」と明記してください。
こうすると、
- 実際に起きたこと
- 誰かの意見や見解
- そこから考えられること
を分けて考えやすくなります。
AIの回答そのものも間違っている可能性があるため、重要なニュースについては、元の記事や公式発表なども確認しましょう。
「一度説明してもらったけど、まだわからない」ときのコツ
AIに説明してもらったものの、「やっぱりよくわからない」と感じることもあります。
そんなときは、最初から質問し直す必要はありません。
わからなかった部分をAIに伝えて、説明の仕方を変えてもらいましょう。
「もっと簡単に」と言っていい
AIとの会話では、「もっと簡単に説明してください」と何度お願いしても大丈夫です。
たとえば、
まだ少し難しいです。もっと簡単な言葉で説明してください。
中学生ではなく、小学校高学年でもわかるくらいにしてください。
専門用語を使わずに説明してください。
といった頼み方ができます。
一度目の回答で理解できなかったからといって、「自分には理解できない」と考える必要はありません。
説明のほうを自分に合わせてもらえばいいのです。
わからない部分だけ質問する
説明の全部がわからないとは限りません。
「全体はなんとなくわかったけれど、この言葉だけがわからない」ということもあります。
そんなときは、
「○○」という部分がよくわかりません。そこだけ詳しく説明してください。
と聞いてみましょう。
たとえば、
インフレの意味はわかりました。「実質的な購買力が下がる」という部分だけ、もっと簡単に説明してください。
という具合です。
このようにわからない部分をピンポイントで質問すると、必要なところだけ深掘りできます。
「たとえ話で説明して」と頼む
目に見えない仕組みや抽象的な考え方は、たとえ話にすると理解しやすくなることがあります。
たとえば、
この仕組みを、学校生活にたとえて説明してください。
家庭での出来事に置き換えて説明してください。
身近な買い物にたとえて説明してください。
などです。
ただし、たとえ話はあくまで理解を助けるためのものです。
実際の仕組みと完全に同じではない場合もあるため、重要な内容については、
このたとえ話と、実際の仕組みで違うところも教えてください。
と確認しておくと安心です。
やさしい説明から正式な用語につなげる
最初から難しい専門用語を覚えようとすると、意味がわからないまま暗記することになりがちです。
そこで、
やさしい説明 → イメージ → 正式な用語
という順番で覚えてみましょう。
たとえば、
まず専門用語を使わずに説明してください。そのあとで、今説明した内容に対応する正式な用語を教えてください。
とAIに頼みます。
先に意味を理解してから言葉を覚えることで、「この言葉はこういう意味だった」と結びつけやすくなります。
「難しい言葉を避ける」のではなく、理解できるところまでかみくだいたあとで、本来の言葉を覚えるという使い方です。
AIの説明が「わかりやすいけれど間違っている」こともある
ここまで紹介したように、AIは難しいことをやさしく説明するのに便利です。
ただし、忘れてはいけないのが、
わかりやすい説明=正しい説明、とは限らない
ということです。
AIは、もっともらしい文章を作っていても、内容に間違いが含まれることがあります。
特に、専門的な情報や最新情報を扱うときには注意が必要です。
重要な情報は別の情報源でも確認する
たとえば、次のような情報はAIの回答だけで判断しないようにしましょう。
- 医療に関する情報
- 法律に関する情報
- 金融や投資に関する情報
- 制度や手続きに関する情報
- 最新のニュースや出来事
こうした内容をAIに説明してもらうこと自体は便利ですが、重要な判断をするときには、公式サイトや公的機関などの情報も確認しましょう。
AIは、**「難しい情報を理解するための入り口」**として使うと便利です。
AIに情報源を聞くときの注意点
説明の根拠を確認したいときは、
この説明の根拠や情報源を教えてください。
とAIに聞くこともできます。
ただし、AIが示した情報源を、そのまま信用するのではなく、自分でも確認しましょう。
たとえば、
- その情報源が本当に存在するか
- 内容が本当に説明を裏付けているか
- 最新の情報になっているか
- 公式の情報なのか
などを確認します。
「AIに出典を聞く」ことは確認のきっかけとして使い、最終的には元の情報を自分で確認する。
この習慣をつけておくと、AIをより安全に使いやすくなります。
「中学生でもわかる説明」にする追加指示集
ここまで紹介した方法を、すぐ使える形にまとめてみましょう。
専門用語を減らす
専門用語をできるだけ使わず、日常的な言葉で説明してください。専門用語を使う場合は、その意味も簡単に説明してください。
具体例を入れる
身近な生活の例を2つ使って説明してください。
「仕事」「買い物」「家庭」「学校」など、具体的な場面を指定するのもおすすめです。
たとえ話を使う
中学生がイメージしやすいたとえ話を使って説明してください。
さらに、
そのたとえ話と実際の仕組みで違うところも説明してください。
と加えれば、たとえ話による誤解も減らしやすくなります。
順番に説明する
「①何なのか→②なぜ必要なのか→③具体例→④注意点」の順番で説明してください。
説明の順番を指定すると、情報が整理されて読みやすくなります。
最後に短くまとめる
最後に、今回の内容を3行でまとめてください。
長い説明を読んだあとに、重要なポイントを振り返るときに便利です。
自分の理解度に合わせてもらう
私は○○について初心者です。前提知識がなくてもわかるように説明してください。
あるいは、
基本的なことは知っています。初心者向けより少し詳しく説明してください。
と伝えてもいいでしょう。
AIを「難しい言葉のかみくだき役」として使う
AIを使うときは、「正解を教えてもらう」ことだけを目的にする必要はありません。
自分では理解しにくい情報を、自分がわかる言葉に変えてもらう。
そんな使い方もできます。
わからない言葉をその場で質問する
本やニュース、仕事の資料を読んでいて、知らない言葉が出てきたら、その場でAIに聞いてみましょう。
たとえば、
「○○」という言葉が出てきました。中学生でもわかるように説明してください。
これだけでも、調べるハードルが下がります。
活用できる場面はさまざまです。
- 本を読んでいるとき
- ニュースを見ているとき
- 仕事の資料を読んでいるとき
- 資格の勉強をしているとき
- 新しいサービスについて調べているとき
「わからないけれど、今さら人には聞きづらい」という言葉ほど、AIに質問してみるとよいでしょう。
「答え」ではなく「理解するため」に使う
AIに質問すると、すぐ答えが返ってきます。
でも、そこで終わりにする必要はありません。
たとえば、
なぜそうなるのですか?
具体的にはどういうことですか?
反対の場合はどうなりますか?
似た言葉との違いは何ですか?
と質問を重ねてみましょう。
AIから答えを受け取るだけでなく、自分が納得できるまで会話することがポイントです。
自分の知識レベルに合わせてもらう
AIの便利なところは、「もっと簡単に」「もう少し詳しく」と途中で調整できることです。
最初は簡単な説明から始めて、
もう少し詳しく教えてください。
と段階的に難しくしていくこともできます。
反対に、
少し難しくなってきたので、いったん簡単な説明に戻してください。
と頼んでも構いません。
自分の理解度に合わせて説明のレベルを上下させる。
これもAIならではの使い方です。
AIに「理解度チェック」までしてもらう
説明を読んで、「わかったつもり」になってしまうこともあります。
本当に理解できているか確認したいときは、AIにチェックしてもらいましょう。
説明のあとにクイズを出してもらう
たとえば、
今の説明について、理解できているか確認するために3問クイズを出してください。まずは答えを表示しないでください。
と頼みます。
自分で答えたあと、
答え合わせをしてください。間違っていたところは、なぜ間違えたのかも簡単に説明してください。
と続ければ、理解度を確認できます。
自分の答えを添削してもらう
さらに、
今から自分の言葉で説明します。内容が正しいか確認してください。間違っている部分や足りない部分があれば教えてください。
と頼む方法もあります。
ここでは、
- どこが合っているか
- どこが間違っているか
- 何が足りないか
- どう直せばいいか
を確認できます。
ただ答えを覚えるよりも、自分で説明してみることで理解できているかを確認しやすくなります。
「自分の言葉で説明する」と理解が深まりやすい
たとえば、インフレについて学んだあと、
インフレとは、私が理解したところでは「○○ということ」です。合っていますか?
とAIに説明してみます。
すると、AIから、
「そこは合っています」
「この部分は少し違います」
「ここを加えると、より正確です」
といったフィードバックを受けられます。
つまり、
説明してもらう
→質問する
→クイズで確認する
→自分で説明する
という流れを作ることができます。
「教えてもらって終わり」ではなく、自分で説明できるところまで進めるのがポイントです。
40代からの学び直しにもAIが役立つ理由
新しいことを学びたいと思っても、
「今さら初歩的なことを聞くのは恥ずかしい」
「仕事や家事が忙しくて、勉強する時間がない」
と感じることがあるかもしれません。
そんなときも、AIを学びの入り口として活用できます。
「今さら聞けない」を気にしなくていい
AIなら、人に質問するときのように「こんなことも知らないと思われないかな」と気にする必要がありません。
初歩的な質問でも、
そもそも○○って何ですか?
と聞けます。
説明がわからなければ、
もっと簡単にしてください。
と何度でも聞き直せます。
「今さら聞けない」と感じる言葉ほど、AIに質問してみるとよいでしょう。
短時間でも学びやすい
まとまった勉強時間を確保できなくても、
- 気になった言葉を一つ質問する
- 5分だけ説明を読んでみる
- わからない部分だけ質問する
- クイズを1問だけ解く
といった使い方ができます。
「毎日1時間勉強する」と考えるより、気になったことをその場で少しずつ理解するという方法もあります。
興味のあるところから深掘りできる
一つの言葉を理解したら、
もっと詳しく知りたいです。
と質問できます。
さらに、
仕事ではどう使われますか?
日常生活ではどんな関係がありますか?
似た言葉との違いは何ですか?
と広げていくこともできます。
最初から教科書を最初のページから順番に進めるのではなく、自分が気になったところを入口にして学びを広げることができます。
AIに説明してもらうときに気をつけたいこと
便利なAIですが、何でもそのまま信じていいわけではありません。
「わかりやすい=正しい」ではない
AIは、自然でわかりやすい文章を作ることができます。
だからこそ、
「読みやすいから正しいはず」
と考えないことが大切です。
特に、次のような内容では慎重に扱いましょう。
- 医療
- 法律
- 金融
- 税金や制度
- 最新ニュース
AIに説明してもらうことは、理解の助けになります。
ただし、診断や治療、法律上の判断、投資判断などをAIだけに任せるのではなく、必要に応じて医師・弁護士・税理士などの専門家や、公的機関・公式情報を確認しましょう。
個人情報や会社の機密情報をそのまま入力しない
AIに質問するときは、入力する情報にも注意が必要です。
たとえば、
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 顧客情報
- 個人が特定できる情報
- 会社の機密情報
などを、そのまま入力するのは避けましょう。
必要があれば、
「田中さん」→「Aさん」
「○○株式会社」→「勤務先」
「東京都○○区」→「東京都内」
のように、個人や会社が特定されにくい形に置き換えてから質問する方法があります。
また、利用しているAIサービスによって、データの保存や利用に関する設定・仕組みは異なります。
重要な情報を入力する前に、利用しているサービスの公式情報や設定も確認しておきましょう。
まとめ|「わからない」をAIにそのまま相談してみよう
難しい言葉や専門的な内容に出会ったとき、最初から全部理解しようとしなくても大丈夫です。
AIに、
「中学生でもわかるように説明してください」
と頼むところから始めてみましょう。
今回紹介したポイントをまとめると、次のとおりです。
- 「中学生でもわかるように」と指定すると、初心者向けの説明をしてもらいやすくなる
- 「専門用語を減らす」「具体例を入れる」「たとえ話を使う」などの条件を追加できる
- 一度で理解できなくても、「もっと簡単に」「ここだけ詳しく」と追加質問していい
- やさしい説明から正式な用語につなげると、意味と用語を結びつけやすい
- AIの説明は、わかりやすくても間違っている可能性がある
- 重要な情報は、公式サイトや公的機関などの情報でも確認する
- 「説明→質問→理解度チェック→自分で説明」という使い方をすると、理解を深めやすい
- AIは「答えをもらう道具」だけでなく、「わからないことを一緒に整理する相談相手」としても使える
「こんなことも知らないの?」と思われる心配は、AI相手なら必要ありません。
まずは今日気になった言葉を一つ選んで、
「○○について、中学生でもわかるように説明してください」
と聞いてみてください。
わからなかったら、もう一度聞けば大丈夫。
「わからない」をそのままにせず、自分が理解できるところまで説明をかみくだいてもらう。
そんな使い方から、AIとの学びを始めてみてはいかがでしょうか。


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